お知らせ 3/30「北アフリカ革命 もうひとつの世界への模索」 横浜でTICADを考える会 第2回学習会
・北アフリカ革命と日本・アフリカ関係
高林敏之さん:西サハラ問題研究室主宰
・独裁と新自由主義からもうひとつの世界へ:チュニジア民衆の闘い
山中達也さん:明治大学商学部助手
・ジャスミン香る世界社会フォーラムから (中継予定)
小倉利丸さん:横浜でTICADを考える会
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日時: 3月30日(土)13:30~16:30(開場13:15)
場所: 波止場会館 4階 大会議室
交通: みなとみらい線「日本大通り」駅5分、JR「関内」駅15分
地図: http://www.hatoba.jp/access.html
参加費: 500円
主催:横浜でTICADを考える会
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横浜でTICADを考える会の第二回目のテーマは「北アフリカ革命」です。2011年1月、北アフリカのチュニジアで独裁政権が打倒されたいわゆる「ジャスミン革命」は、その後、北アフリカから中東に拡大し、現在もシリアでは熾烈な争いがつついています。
2013年3月末にチュニジアで世界社会フォーラム(WSF)が開催されます。WSFは前回のセネガルのダカールの際にも「チュニジア革命との連帯」を掲げており、抑圧と新自由主義にかわるもうひとつの世界を目指す民衆蜂起を支援するという理由から、今回のチュニジアでの開催を決めました。
北アフリカから東アフリカにかけての情勢は日本とも無縁ではありません。中東の対岸に位置する東アフリカのジブチでは、ソマリア沖の海賊対策を名目に2009年3月から自衛隊が派遣されています。2011年6月には自衛隊史上はじめて、海外恒久施設の基地が米軍基地に隣接するジブチ国際空港内に建設されました。
北アフリカには「アフリカ最後の植民地」といわれるサハラ・アラブ民主共和国(西サハラ)問題があります。西サハラは1976年から隣国モロッコの軍事的支配下にあります。日本政府は西サハラを国家として承認せず、TICADにも招待していません。日本の国連常任理事会入りを支持するモロッコへの配慮からです。
北アフリカ革命を、日本とアフリカの関係から考えます。お話は、長く西サハラ問題に携わってきた高林敏行さん、2006~09年までチュニジアに留学されていた山中達也さんです。WSFチュニジアに参加中の小倉利丸さんと中継を予定しています。